2026ツアー報告01

「あなたのために」という名前なのに、支援する側にならない|2026年ツアー Day1 — Parasaiyo
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PARASAIYO TOUR 2026 — DAY 1

「あなたのために」
という名前なのに、
支援する側にならない

PARASAIYO
TOUR
DAY 1
Parasaiyo、26回目の訪問。全6本のレポート、1本目です。

空港から、荷物を置く間もなくホテルへ向かいました。今日は、年に一度の報告会があります。

進行は、Parasaiyoが担います。今年1年の報告をするのも、CMSPに財務の話をお願いするのも、こちらから動きます。支援している側が、自分から「見せてください」と言う。

当たり前のようで、あまりない光景だと思います。

配られた資料に、「Parasaiyo」の文字を見つけました。タガログ語です。「PARA SA(〜のために)」と「IYO(あなたに)」を合わせて、「FOR YOU」。2000年、団体ができたときのメンバーが名付けました。支援先の子どもたちに、まず名前で親しんでもらいたかったからだと聞いています。(詳しくはこちら)

報告会が始まります。まずParasaiyoから、今年1年のイベントの実施状況と、集まった収益。そして、今年1年チームを引っ張ってくれたリーダーの紹介。

この日の司会は、54歳と16歳のコンビ。
親子ほど歳の離れた二人が、並んでマイクを持ちます。
年齢も立場も関係なく、できる人がやる。

これもまた、Parasaiyoならではの光景です。

次はCMSPの番です。財務報告書が出てきます。

Parasaiyoが届けているお金は、CMSPの運営費とは別の財布に入っています。学業支援だけに使う、と決まっているお金です。

だから、Parasaiyoの口座から出たお金が何に使われたか、毎年ここで報告してもらいます。渡して終わり、にはしません。

そしてこの日、部屋にはもう1組、いつもとは違う顔ぶれがいました。

この支援を受けて大学に進学した卒業生たちです。

お礼を伝えたいと、わざわざ来てくれました。

報告が終わると、8つのテーブルに分かれます。代表、元代表、スタッフ、在校生、卒業生。それぞれのテーブルで、熱のこもった話が続きました。

現代表・Roseのテーブル
25年、現場から見てきたもの
統計でも役職でもなく、Rose個人の話を聞く時間です。
スタッフのテーブル
私たちが知らない、CMSPの日常
Naicのスタッフからは子どもたちの今を、オフィスのスタッフからはフィリピンでNPOを運営するリアルを。
卒業生のテーブル
あの場所が、今の自分にくれたもの
CMSPで過ごした日々と、今の自立した生活。そのつながりを聞く時間です。
26年の決めごと・その1
支援する側に、ならない。
現地で書く
8つのテーブルで、実際にどんな会話が交わされたか。印象に残った一言、表情。ここに書いてください。(Roseの「25年」の話、Dinahの後任になったときの気持ちも聞けたら。)

数字の報告だけでは、この日は終わりませんでした。

報告会が終わっても、まだ今日は終われません。

明日、子どもたちに渡すもの、見せるもの。ひとつずつ確認していきます。日本で準備しきれなかったものも、ここで仕上げます。

朝からのフライト、長い報告会。正直、体はもう限界に近いです。

それでも、手は止まりません。明日、みんなの顔を見たときの表情を想像しながら、準備を続けます。

その顔に、また明日会えます。

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