2026ツアー報告03

「また来るね」とは、言わない。|2026年ツアー Day3 — Parasaiyo
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PARASAIYO TOUR 2026 — DAY 3

「また来るね」
とは、言わない。

Parasaiyo、26回目の訪問。全6本のレポート、3本目です。

日曜日は、礼拝から始まります。

CMSPはプロテスタントの施設です。歌い、祈り、聖書のことばを聞く。静かな、でも背筋が伸びる時間です。

今年のSunday Serviceで牧師を務めてくれたのは、昨年の25周年に引き続き、卒業生のひとりです。

彼は今年、大学のPastorコース(5年制)を卒業したばかり。

小さい頃はとかげを追いかけ回していた子が、立派な青年になり、いまはProductive Member of Societyとして活躍しています。

その姿をこうして見られるのも、長年、関わり続けてきたからこそです。

Parasaiyo自体は、キリスト教の団体ではありません。それでもCMSPは、そのことを理解した上で、私たちを礼拝に迎え入れてくれています。

Sunday Serviceが終わると、CEOプロジェクトの時間です。

CEOとは、Chief Educational Officerの略。Parasaiyo発の造語です。

専門学生・大学生・大学院生が、5ヶ月かけて教育プログラムをゼロから開発し、この日、現地の子どもたちに届けます。(詳しくはこちら)

子どもたちに、いろんな非日常を
経験してほしい。

26年の決めごと・その3
「また来るね」とは、言わない。

今年、中高生に向けて用意したのは、「夢の職業」から逆算するワークショップ。

その仕事に必要なスキルを一つずつブレークダウンし、いま自分にできることは何かを考える。夢の職業に、一歩近づくための時間です。

その裏では、小さい子たちのための時間。

宝探しや、だるまさんが転んだ。中高生の真剣な表情とは対照的に、はじけるような笑顔が並びます。同じ時間に、ふたつの表情が生まれます。

激励式です。

今年度末に卒業する子どもたちを、激励する会です。

卒業式には、まだ早い。
でも、次に会えるとは限りません。

進学先によっては、来年からはもうここに通わなくなる子もいます。だから今年は、この子たちに焦点を当てます。

ひとりずつ、名前を呼ばれます。

来年、卒業するのは4人です。

CMSPでは、問題行為があると注意を受け、それが続くと退所になります。今年の卒業生にも、脱走を試みた子、小さい頃に行方不明になってスタッフ総出で探したら、ベッドの下で眠ってしまっていた子。いろいろありました。

その彼らが今は、卒業後の進路に向かって、真面目に毎日を送っています。

激励式でも、この後のお別れ会でも、必ず聞かれることがあります。

「来年も来る?」

Parasaiyoの答えは、26年間変わりません。

Maybe. I will try.

「また来るね」とは、約束しません。(詳しくはこちら)

子どもたちと会えるのは、年にこの土日2日間だけです。

たった2日のために、
1年を待っている子もいます。

この2年で、30人近い子どもたちが新しく入所しました。

その子たちにとって、別れはとても悲しいものです。楽しかった2日間。また会える保証のない、
日本から来たお兄さん、お姉さん。ここでまた、置いていかれる。

逆に、CMSPのお兄さん、お姉さんたちは、
笑顔で手を振ります。

「I'll try」「Maybe」としか答えないメンバーの言葉の奥に、26年ぶんの絆があることを、
子どもたちは知っているからです。

また来ると信じてもらいながら、
言葉にはしない。

この1年も、つながっていたい方へ
子どもたちの絵を使った、2027年版カレンダーを制作しています。
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最終日前夜は、代表への感謝の夜。→ Day4

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