少額でも、意味がある理由
1,000円が2〜3日分になる。フィリピンで実際に見て、感覚が変わった。
こんにちは、ParasaiyoのSteveです。
「1,000円じゃ意味がないかも」と思ったことはありますか。
僕も正直、そう思っていた時期がありました。でも、フィリピンの貧困地域を訪れたとき、その感覚が変わりました。
CMSPの子どもたちの実家もある貧困地帯を訪問した様子
2〜3日分の生活費
約2〜3日分
約1週間分
フィリピンの貧困地域で、1家族が1日100〜200ペソで生活しているのを見たことがあります。現在の為替で1,000円は約385ペソ。その家族にとっては、2日から3日分の生活費に相当します。
数字として知っているのと、実際に見るのは全然違いました。同じ1,000円でも、置かれる場所によってその重さがまるで違う。頭ではわかっていたつもりだったのですが、実際に目の前で生活を見てから、ようやく体感できた気がしています。
マニラの最低日給は695ペソ(約1,800円)です。フィリピンの中では最も高い地域ですが、CMSPがあるナイクの物価はマニラとそう変わらない。1,000円は、そこで働く人の日給の半分以上に相当します。
「少額では意味がない」は、日本の物価感覚で考えたときの話かもしれません。
正直に言うと、「チリも積もれば山となる」という言い方が、あまり好きじゃなかった時期がありました。なんとなく、小さいことの言い訳みたいに聞こえていたからだと思います。
でも今は少し違う気がしていて。
Parasaiyoの累計支援額が9,000万円を超えたとき、改めてその数字の意味を考えました。26年間、一回一回のイベント収益や寄付が積み重なってきた結果です。最初から9,000万円があったわけじゃない。一つ一つが、そうなっていた。
チリツモというより、続いてきたということの方が正確かもしれません。
もう一つ、正直に話しておきたいことがあります。
CMSPの子どもたちの新学期は8月です。入学手続き、教材費、寮費。これらが一気に必要になる時期が決まっています。支援のタイミングが合わないと、その時期に間に合わない。
「いつかやろう」が通じない理由は、そこにあります。
子どもたちの新学期には、締め切りがあります。9月でも10月でもなく、8月に現金が必要になります。それだけのことですが、それだけのことが大事だと思っています。
1,000円でも、今このタイミングで届く支援が、間に合う支援になります。みなさんの支援で、フィリピンの子どもたちの新学期を迎えられたら嬉しいです。