A Happy New Year by Steve

こんにちは、パラサイヨのSteveです。

 

4年ぶりに年末年始を支援先のCMSPで過ごしました。クリスマスの様子は初めて参加したメンバーが別途投稿する予定なので、僕は年末に行った焚き火や、Be a Santa for Childrenプロジェクトでの寄付を活用して子供たちと楽しんだ遊園地の話をします。

 

私たちが支援するCMSPの子供たちは、主に貧困が原因で預けられています。長期休暇の際には、多くの子供たちが家に帰ります。特にフィリピンでは、クリスマスは家族と過ごす伝統的な祝日です。

 

しかし、遠方から預けられたり、親が忙しくて迎えに来られない子供たちは施設に残り、年末年始をここで過ごします。帰省した子供たちは新年に戻り、家族との体験を語りますが、残った子供たちにはそうした話はありません。そのため、2011年から毎年、彼らと一緒に年末年始を過ごし、お菓子や料理を作ったり、映画や遊園地に出かけたりしています。

 

今回、約15名の子供たちが施設に残りました。今回も彼らと一緒に、たこ焼きを作ったり、夜には焚き火をしたりとなるべく何らかのコンテンツを行いました。

 

焚き火は当初の計画にはなかったのですが、その日は何もコンテンツがなく、暇だと子供たちが言っていたので、子供たちと何をするかを話し合ったところ焚き火でマシュマロを焼きたいと意見がでたので実行することになりました。

 

買い出しから帰ってくると残っている子供の中でも上級生と帰省しなかった大学生が慣れた様子で枯葉や枝を集めてきてくれ準備が万全。また、小さい子供が焚き火ではマシュマロは上手に焼けないとの配慮で小さなBBQキットも準備されていました。

 

焚き火を囲みながらマシュマロやソーセージを楽しんだ後はゲームをして楽しい夜を過ごしました。自分たちで考えて、実施したイベントだったからから、子供たちの満足度もたかったようでまたやりたいと言いながらその日は就寝しました。

また、12月30日には、Be a Santa for Childrenでの寄付を使って、子供たちと一緒にマニラにある遊園地「Star City」へ行きました。遊園地にいくと発表した時から、そわそわしていた子供たち。いつもは準備も時間がかかるのですが、出発の朝は集合時間前に集まって準備万端でした。

開園が午後からだったので、その前に子供たちの好きなレストラン「Inasal」で昼食を取り、その後遊園地へ。

遊園地には、小さな子供から大人まで楽しめる乗り物が豊富にありました。驚くことに、小さな子供たちも絶叫系のアトラクションに果敢に挑戦していました。特に、通常の車と操作が異なるバンパーカーは人気が高く、子供たちが何度も並んで楽しんでいた様子が印象的でした。

一通り遊んだ後、夕食を取り、帰るとおもいきや遊園地に再入場しました!結局、閉園時間の11時まで存分に楽しみました。

 

通常訪れる機会が少ないこの遊園地で、小さい子供たちはもちろん、普段は他の子供たちの世話やスタッフのサポートに当たる年上の子供たちも、この日は心からの笑顔で思い切り楽しんでいました。

Trailer Star City by Harold Mones

 

Be a Santa for Children」へご寄付いただいた皆様へ

心からの感謝を申し上げます。皆様の温かい支援のおかげで、子供たちは特別な時間を過ごすことができました。貴重な寄付が子供たちに大きな喜びをもたらし、忘れられない思い出を作ることができました。皆様の優しさと寛大さに深く感謝いたします。

 

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